第319回西区在宅ケア連絡会-西区における災害時対応-

西区における災害時対応

地域BCPを見据えた機関型BCPの充実と連携型BCPの策定

 2025年度に始動した「在宅医療に必要な連携を担う拠点」の重要機能の一つに「災害時の体制構築支援」があります。
 昨年の第311回例会で西区の災害リスクを共有した通り、一人の患者・利用者さんの生活を支えるには自事業所の「機関型BCP」だけでは限界があり、互いに支え合う「連携型・地域BCP」への展開が不可欠です。特に真冬の地震やブラックアウト下では交通・通信が遮断され、人工呼吸器・IVH・PEGなどの高医療度患者への対応は単独では限界を迎えます。試されるのは「徒歩圏内の近隣事業所同士でいかに医療・ケアを継続できるか」という平時からの連携体制です。

 本研修では、訪問看護ステーション間の相互協定による連携型BCPを策定・運用する札幌訪問看護ステーション協議会より報告いただき、学びを深めた後、グループワークを実施します。

 災害場面を想定した状況下で、地区の事業所が集まり「誰が・何を・どう補い合えるか」を具体的に議論します。地域の実情に沿った安否確認や電源確保、相互支援の限界と課題を共有し、実効性のある地域連携の一歩を踏み出しましょう。皆様のご参加をお待ちしております。