第266回西区在宅ケア連絡会例会のおしらせ

西区地域包括ケアと地域医療構想

~北祐会 北海道脳神経内科病院の役割と連携~

過去数年にわたり西区在宅ケア連絡会と医師会西区支部では、これからの西区に求められる病院や介護事業所等の在り方について、ぐるぐる図に沿って意見交換してきました。
今回は4月にリニューアルオープンした北祐会北海道脳神経内科病院の皆さんがご講演されます。
西区在宅ケア連絡会の場に地域の多事業所多職種の皆さんや医師会西区支部会員の皆さんにご参集いただき、地域の中の医療機関の役割と連携について一緒に検討しましょう。

「令和2年度北海道計画」抜粋
 医療ニーズの増加に対応して、患者が病状に応じて適切な医療を将来にわたって持続的に受けられるようにするためは、病床の機能分化及び連携を進めていく必要があります。一方で患者の視点に立てば、急性期の医療から在宅医療・介護までの一連のサービスが適切に確保され、さらに、救急医療や居宅等で容体が急変した場合の緊急患者の受け入れ等の適切な医療提供体制が確保される等、ニーズに見合った医療・介護サービスが地域で適切に提供されるようにする必要があります。こうした体制整備は、地域包括ケアシステムの構築にとっても不可欠です。このように、「効率的かつ質の高い医療提供体制の構築」と「地域包括ケアシステムの構築」は、地域において医療介護を総合的に確保していくために「車の両輪」として進めていく必要があります。
 高齢化等の人口動態、医療・介護ニーズの程度、医療・介護資源等は地域によって大きく異なります。今後、地方では高齢者数の減少を含めた人口減少が進む一方、大都市やその近郊では高齢者数が急増することが見込まれる中で、医療及び介護を取り巻く状況の地域差は、より一層大きく、また多様になっていくと考えられます。こうした中で、医療及び介護の総合的な確保を進めていくためには、地域の創意工夫を活かせる柔軟な仕組みを目指すことが必要です。また、今後、医療及び介護の提供体制の整備を、地域の将来の姿を踏まえた「まちづくり」の一環として位置付けていくという視点を明確にしていくことも重要です。

  • 日 時:2022年5月19日(木)18:30~
  • 申込み:フォームまたは在宅ケア連絡会HPよりお申込みください
  • その他:ミーティング参加URLは5月19日午後メールにて送信予定
  • 問合せ:
    • 西区在宅ケア連絡会 info@zaitaku-care.info
    • 札幌市医師会西区支部 011-611-4181