第238回西区在宅ケア連絡会の開催について

日時:令和元年7月11日(木)18:30~20:00
会場:西区民センター第1・2会議室

  1. みなさまお疲れさまです。
  2. 報告・連絡
    1. 第237回例会の参加は81名でした。
    2. 研修会、シンポジウムなどの報告、予定など
  3. その他
  4. 特集「訪問介護の専門性について皆で考えよう~ホームヘルパーはここまで出来る」

    要介護状態となっても住み慣れた地域で自分らしい生活を続けるためには生活支援が必要であり、そのためには訪問介護を利用出来ることが重要です。一方で、サービス上の制約を理解せずに、本人・家族や他職種が無理な注文をするという話を未だに耳にします。又、訪問介護員は掃除をしながら生活状況を把握したり、調理の合間に話をして本人の心身の状態把握に努めたり、専門性を持って本人の心身の状態や生活についてアセスメントしながら援助を行っていますが、生活援助を家事代行と混同される背景には訪問介護の専門性への理解が不十分であると考えられます。

    訪問介護の意義と目的は「介護支援専門員基本テキスト」によると以下の通り示されています。

    • 個人が培ってきた生活習慣や文化、価値観を尊重し、生活基盤を整える
    • 生活の自律性の拡大を図る(自立支援)
    • 生きることの喜び・意味を見出し、自己実現を図る
    • 予防的な対処により生活の質(QOL)を維持する
    • 状態の変化を発見し、多職種へつなぐ

    今回は西区在宅ケア連絡会訪問介護部会の定例報告を聞いた後で、訪問介護では何が出来て何が出来ないのかについて情報交換を行います。加えて、①同居家族等がいる場合における訪問介護サービス等の生活援助の取扱い②介護保険サービスと保険外サービスを組み合わせて提供する場合の取扱い③平成30年介護報酬改定における「生活機能向上連携加算」に関連したICTの活用、等についても情報提供いただき確認し合う予定です。

    積極的な意見交換を通じて訪問介護の専門性を理解するとともに、顔の見える関係を基本とした多職種連携を進めましょう。

    尚、訪問介護では何が出来て何が出来ないのか積極的にご質問いただく他に、○○のようなケースの場合は訪問介護でどういう支援を期待できるのか、ケアプランに訪問介護を組み込む際に留意していること等々持ち寄っていただけましたら幸いです。

  5. 今後の予定
    • 令和元年8月 8日(木)18:30~第239回例会&夏の大懇親会
    • 令和元年9月14日(土)16:20~第240回例会 地域フォーラム内企画
    • 令和元年10月日(木)18:30~第241回例会 未定